SIMetrixとSIMetrix/SIMPLISのプログラムは以下のマイクロソフトWindows®のプラットフォームで実行できます。
ネットワークライセンス用サーバーのシステム要件はここをクリックするとご覧いただけます。
オペレーティングシステム
以下のオペレーティングシステムにSIMetrixとSIMetrix/SIMPLISは完全にサポートされています。
- ・Windows 11 Home, Pro(including variants) and Enterprise
- ・Windows 10 Home, Pro and Enterprise - 64 bit editions
バーチャルマシーン、エミュレータ、旧OSについて
重要:SIMetrix/SIMPLISは物理的なハードウエアのもとで、サポートされているOS上で直接実行するという状態でのみ完全なサポートを提供しています。バーチャルマシーンやサポートされていないオペレーティングシステムでのエミュレーションの実行は除外されます。しかし、そのようなシステムではSIMetrix/SIMPLISが実行できないとか、そのようなシステムを全くサポートしないということではありません。サポートされないOSで問題が起きた時に、再現が出来ればサポートすることが出来るという意味です。特に、SIMetrix/SIMPLISがバーチャルマシーンやエミュレーションで動作している時のドングルでの問題はサポートすることができません。
32ビットオペレーティングシステム
32 ビットOSでSIMetrixとSIMetrix/SIMPLISが動作する最新のバージョンはVer8.30です。
Windows RT
SIMetrixとSIMetrix/SIMPLISはWindows RTのどのバージョンでも実行できません。
ハードウエア
SIMetrixと SIMetrix/SIMPLISは以下の条件で正しく動作します。
- ・システムは上記のサポートされているオペレーティングシステムで実行されている。
- ・システムはそのOSに対する最小限のハードウエアの基準を満たしている。
SIMetrix と SIMetrix/SIMPLISは CPU に依存するアプリケーションです。強力なプロセッサーとより大きなメモリーであればその効果はより顕著です。
マルチコアーのサポート
SIMetrixプロとSIMetrix/SIMPLISプロは物理的に4個のコアーまで使えます。SIMetrixエリートとSIMetrix/SIMPLISエリートでは物理的に16個のコアーまで使用できます。しかし、以下のことにご留意ください。
- ・あるCPUではハイパースレディングという技術で見かけ上のCPUを増やしていますが、SIMetrixと SIMetrix/SIMPLISではこれ(ロジカルとも呼ばれています)を使用していません。
- ・マルチコアーでの大きな恩恵を得るのはモンテカルロ解析とマルチステップ解析などです。これはSIMetrixとSIMetrix/SIMPLIS両方に当てはまります。このような応用では、コアーあたり75%の改善が得られます。従って、4コアーでモンテカルロ解析を実行すると、3倍以上高速に計算できます。SIMetrixでは一回の実行(Single Run)においてもマルチコアーによる改善はありますが、わずかです。典型的には4コアー以上あったとしてもその効果は僅かです。
旧バージョンでのシステム要件
旧バージョンのSIMetrixはリリース当時のオペレーティングシステムで実行できます。一般的に、バージョン1.0以降のSIMetrixの全ての 32ビットウインドウズバージョンは上に挙げた32ビットウインドウズオペレーティングシステムで動作することが分かっています。しかし、特別なインストールの手順が必要になります。しかしながら、SIMetrixの全てのバージョンを全ての古いWindowsでテストしたわけではありませんので、サポートされていないオペレーティングシステムでのサポートの提供は保証ができません。
旧バージョンを64ビットシステムで動作させたい場合は、問題となります。特にVer5.3より以前のポータブルライセンス(USBキーのもの)は64ビットシステムでは動作しません。