SIMetrix/SIMPLIS Technologies

回路
シュミレータ

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回路シミュレータとは?

回路シミュレータとは、実際に半導体LSIや基板の回路設計で回路を作る前に、コンピュータ上で回路の動作をシミュレーション(試行錯誤)することができるソフトウェアです。弊社で販売しているSIMetrix/SIMPLISは、数ある回路シミュレータの中でも使いやすいソフトとの定評があり、業界をリードする回路シミュレータとして、アナログ/ミックスシグナルのソリューションを提供する解析エンジンを備えています。

SIMetrix/SIMPLSの機能

さまざまな条件下で回路の動作が確認でき以下のメリットがあります

  • 電圧、電流、波形などの電気信号をシミュレーション
  • 部品の値を変えて、回路の動作を確認
  • 設計上の問題を見つけ、修正

回路シミュレータを使えば、半導体設計や回路設計をより効率的、正確、そして安全に行うことができます。電子回路シミュレータには様々なものがありますが、SIMetrix/SIMPLISはLTSpice®、PSpice®、HSpice®とコンパチです。これはとても便利です。

SIMetrix/SIMPLSの開発背景

SIMetrix は、1992年にNewbury Technology(英国)で開発された回路図エディターと米国カリフォルニア大学バークレー校で開発されたSpice3を統合して製作された製品です。当初は非売品で、日本国内のアナログ回路設計コンサルタント業務のみに使用していましたが、1995年商用SIMetrix Ver1.00 発売。1999年Ver3.1 バークレー版Spiceの欠点であった収束性の低さを抜本的に改善しました。一方、SIMPLISは、ATTのTom Wilson氏とRon Wang氏によって制作された製品です。彼らはシンプルな非直線性電気回路シミュレーションを目指して、1994年にSIMPLISの開発を開始しました。このシミュレータにより、アナログ回路の設計者が、複雑なノイズやスイッチング挙動を考慮しながら、高速で正確なシミュレーションを実行できるようになりました。2002年 SIMetrixとSIMPLISが統合し、SIMetrix/SIMPLIS Ver4.2 を発売しました。

弊社は2001年より国内の代理店として同製品を取り扱っています。